ポップなポルノ 横山こうじ × ヒトスジ 升田学 →終了しました。

ポップなポルノ 横山こうじ × ヒトスジ 升田学
　　〜エロにイケる〜
４月2日（土）〜16日（土）13:00〜19:00
横山こうじさんの在廊日予定 ：２日(土)14:00〜19:00/３日(日)14:00 〜19:00/15日(金)16:00 〜19:00/16日(土)14:00 〜 19:00
升田学さんの在廊日予定 ：２日(土)14:00 〜19:00/３日(日)14:00〜19:00/７日(木)16:00〜19:00/９日(土)14:00〜19:00/10日(日)16:00〜 18:00/15日(金)16:00〜 19:00/16日(土)14:00 〜19:00

東日本大震災への募金箱を設置し、ポストカードの売り上げ、作品購入額の一部、手数料の一部の合計6万3260円を義援金として福島県災害対策本部に送金いたしました。ご協力、ありがとうございました。
被災された方々に、心よりのお見舞いを申し上げます。

男性たちはもちろん、女性たちからも圧倒的な支持を得ている写真家・横山こうじとハリガネ画・升田学。
それは、エロとエロス、恋愛と性愛の狭間を自由に行き来している女性たちの性をつかみ取る、ずば抜けた表現力と感性が備わっているからだ。
隠そうとしても表皮を貫いて表に滲み出る女性たちのパワーを、それぞれ独自のヌード作品で表現する横山こうじと升田学。
カッコよくて、美しくて、興奮する…、エロにイケる作品たちである。

《展覧会概要》
長年にわたり男性誌の第一線で活躍する横山こうじが、男性社会の通念を壊すという力みもなく、あくまでもポップにヒップに、女性目線での等距離感を取り込んだ写真展“ポップなポルノ”。“エロかっこいい”という新しい価値観をさらりと創造しはじめた女性たちと共通するリアリティを感じます。
コスチュームにヘアメーク、モデルのポーズ、シチュエーションなどの詳細にフェチズムが加味された作品は、エロティズムとファッション性が混じり合うゴージャスな世界も作品の大きな魅力。

また、升田学は、1997年より劇団『維新派』に入団。2004年にはキートン役を好演するなど、11年間在籍。2009年6月、パフォーマンスグループ「ケループ」旗揚げし、舞踊家・パフォーマーとして、海外でも活躍しています。
2006年、大阪のgallery176において、針金1本のみを操り、一筆書きで描いたような巨大な女性ヌードの作品展「ヒトスジノヒト」は、線のみで女性のエロティズムを表現した衝撃的な作品でした。 線でありながら、フォルムと動きを感じさせる造形美は、舞踊家ならではの肉体への眼差しが感じられます。

横山こうじと升田学。写真とハリガネ画という表現方法は大きく違いますが、肉体的・精神的な快楽を、多様で多層なベクトルで表現する二人のコラボレーション空間をぜひ、ご覧ください。

横山こうじ
茨城県生まれ。東京写真専門学院卒業後、文化出版局、たざわ書房を経て、1985年に独立。
路上写真展「鹿島」（水戸駅前）、グループ展「視点」（新宿文化会館）を開く。　
バックショットからのキラーポーズは、グラビア界では有名で、男性誌のグラビア他、朝河蘭写真集「戀化renge」、 長瀬愛 ラスト写真集「Ｌｏｖｅ 愛をありがとう」、堀口としみ「ＴＭ革命」、彩名杏子引退写真集「blue shot」など、特ＳクラスAV女優御用達カメラマンでもあり、現在は雑誌グラビアに留まらず、デジタル写真集でも活躍中。
2003年より、性別に分けられたセクシュアリティの姿勢と手段をポップに突き抜け、形象と色彩構成美に特化した“ポップなポルノ”という独自のカルチャーをコンセプトにした写真展を開催、女性層の支持を得る。　東京在住。

2003〜200７年「横山こうじ写真展 ポップなポルノ」10ｗ gallery（大阪）
2007年　フォトブック「横山こうじポップなポルノ」を出版。
2008年 「横山こうじ写真展 ポップなポルノ」四谷フォトギャラリー（東京）
2008年 「横山こうじ写真展 ポップなポルノBIZARRE」10ｗ gallery（大阪）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年 「天地人VI」モンネポルト（長崎）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年 「50人の写真展」池袋BEMSTAR（東京）

升田学
1973年生まれ。1995年よりグラフィックデザイナーとしてスタート。2002年にアートーンデザイン室を開設し、NPO法人DANCE BOXの主な宣伝美術を担当。 
2006年より一本の針金で一筆描きの要領で制作されたハリガネ画「ヒトスジ」を発表。以後、毎年新作展を開催。
一筆描きのハリガネで操られたハリガネ画は、線でありながら面にも見え、また背面の壁に映り込む影との二重奏で、ゆらぎや動きをも視覚に与えま、新しい造形美を展開。 
一方、1997年より劇団『維新派』に入団。以後11年間、3度の海外公演を含む全ての作品に出演。入団当初より美術班として、セットデザインなどに貢献。2008年「nostalgia」を最後に退団。 
現在は、ハリガネ造形画家・パフォーマー・グラフィックデザイナーとして活動中。 
昨年は、ラブサイケデリコの「Dry Town -Theme of Zero-/ Shadow behind」のＣＤジャケットを担当。
 
2006年 「ヒトスジノヒト」展　gallery176（大阪・豊中） 
2006年 「ヒトスジ」展　ギャラリーfoo（東京・東麻布） 
2007年 「ヒトスジ２」10Wgallery（大阪・中央区） 
2007年 「ヒトスジ×Bar domingo」Bar doming（兵庫・宝塚） 
2008年 「ヒトスジ3」展　橋本亭（大阪・箕面）
2009年 「ヒトスジ4」 三都市巡回展　アダン・オハナ・ギャラリー（東京）
2010年 「ヒトスジ4」 三都市巡回展　ミホプロジェクト・スタジオ yu-an（京都） 
2010年 「ヒトスジ4」 三都市巡回展　la galerie（大阪） 
2010年 「ヒトスジと風と杜」みのお山荘（大阪・箕面）